2022/01/25 15:12

アラブにお酒がないと思っている方も多いと思いますが、なかなかどうして。
太陽の恵み、甘いフルーツ、お酒ができないわけがないですよね。
お酒にまつわる詩も多く残っています。

アブー・ヌワースの詩集より1編ご紹介いたします。
翻訳はアラビア語の翻訳ではとても有名な塙治夫さんです。

朝酒
夜明け前、朝酒を思い浮かべて心が安らいだが、
一番鶏のうるさい叫びにはうんざりくる。


その酒は水をまぜる前の素顔できて、
水をまぜると、泡の飾りをまとった。

錐が酒樽の心臓を一突きすると、
君は林檎の匂いのような芳香をかぐ。


アラックのことを擬人化した美しい詩です。
詩を感じならが、パレスチナの文化を体験しませんか?
YaHabibi